夜勤専従とはどのような働き方なのか、詳しく解説します。通常、病棟などで勤務する場合は日勤と夜勤を交互に繰り返すシフトで働きますが、夜勤専従は日勤には入らず、夜勤のみの勤務になります。1回の勤務時間が長い分、勤務回数は少なく、夜勤手当が支給されるので高収入を期待できます。夜勤は人手不足になりやすいため、近年は夜勤専従看護師を採用する医療機関が増えているようです。夜勤専従で働く場合は「変則労働時間制」が適用され、日本看護協会が設けたルールに則って働くことになります。
夜勤専従は、夜勤を専門に働く勤務形態です。24時間体制で稼働している医療機関では、常に患者を観察し、状況に応じた様々な対応が必要になります。近年は、日勤と夜勤を交互に繰り返す交代制勤務の看護師とは別に、夜勤専従看護師を採用して確実に人材を確保するケースが増えてきました。常勤だけでなく、パートやアルバイト、派遣などの雇用形態で働くことも可能です。ただし、待遇面を考慮すると常勤の方がメリットは大きいです。
続きを読む夜勤専従で働く場合、労働基準法で定められている「1日8時間の労働時間」は適用されません。こういった特殊な勤務形態の場合、「変則労働時間制」が適用されます。夜勤専従看護師の場合は、「契約時に決めた月または週の労働時間を守れば1日8時間労働でなくても構わない」といった内容になります。また、日本看護協会では、負担の大きい夜勤専従看護師の業務に対し、夜勤・交代制勤務に関するガイドラインを設け、最小限の負担で済むように取り組んでいます。
続きを読む夜勤専従で働く場合、日勤に入る看護師よりも少ない勤務回数になります。ただし、1回の勤務時間は長く、夜勤手当が支給されるため、給料は高い水準を保っています。夜勤専従看護師として長くキャリアを積めば、将来的には年収700万円以上を目指すことも可能です。特に、2交代制を採用している場合は、夜勤1回につき支給される手当の金額が高くなります。より高収入を目指すのであれば、2交代制かつ常勤の夜勤専従看護師がおすすめです。
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